さいたま市宮本二(平成14年12月29日)
この神社は道しるべの碑に武蔵一宮と書いてありましたが、崇神天皇の頃の創建です。武蔵国五指に入る古社です。
大宮の氷川神社を男神とし、こちらは女神が祀られています。
素戔嗚尊が八頭大蛇退治の時、助けて妃にした姫、奇稲田姫命が祭神です。素戔嗚尊は氷川神社の祭神で、その子孫といわれる大己貴命は氷川神社と女体神社の間にある中山神社に祀られています。(この神社も行こうと思ったのですが見つかりませんでした)
この神社は見沼田圃を見晴らす小丘陵の上にあります。この見沼田圃は昔は相当大きかったようで、神事はすべて湖を使って行われていたといいます。今では信じられませんが、大宮の氷川神社から舟でご神体が、女体神社まで渡ってきたそうです。
社務所で販売されている「巫女人形」が女性の願い事を叶えてくれるというので私も買ってきてお願い事をしています。
狛犬のいない神社なので、
狛犬のつもりかも知れません。
境内への階段
緋の鳥居
拝殿
赤い屋根、赤い欄干女体だからか
またまた赤い屋根の本殿
女体宮道と書かれた道標