白髪(しらが)神社

大里郡寄居町金尾(平成18年9月10日)

 この神社は国道140号線から52号線に入り、寄居橋を渡るとすぐ右手に鎮座しています。200m程の参道を持ち、数段ある階段上には割神楽殿が建ち、その奥に真新しい灯籠が奉納されています。拝殿が鞘堂となり本堂は中に格納されているようです。境内右側はすぐ下に荒川が流れ、敷き詰められたような落ち葉を踏んで境内社の参拝をすると、自然を肌で感じ、そこはかとなく郷愁を覚えます。
 由来記に「金尾の鎮守様で、第22代清寧天皇((在位・480〜484)白髮武広国押稚日本根子命)を祀り、猿田彦命、大己貴命、保食神、菅原道真公が合祀されています。「日本書紀」によると、清寧天皇は生まれながらにして白髮で、民をことさら慈しまれ、幼少の頃より獅子舞に興ぜられたと言い伝えられています。戦国時代は鉢形城主・北条氏邦公、要害山城主・金尾彌兵衛の祈願所となり、崇敬を集めていました。10月の例大祭には、一旦は中断された獅子舞も復活し、町の無形文化財に指定されています。(抜粋)」とあります。

神社入口 社号標
しょうわ狛犬と参道の様子 境内入口の割神楽殿
境内から見た割神楽殿 拝殿
境内社・金比羅神社 境内社・八坂神社
境内社五社