八幡神社

大里郡寄居町鉢形1168(平成18年9月10日)

 この神社は鉢形小の南約200mに鎮座しています。入口は坂道に面していて入りづらいのですが、境内は広く、とても綺麗に整備されていて、気持ちの良い神社でした。
 神社沿革によると「御祭神は誉田別命、勧請年は天長元年(824)です。
 北関東の拠点として重要な役割を果たした鉢形城主・北条氏邦によって永禄年間(1558〜)再建されましたが、天正18年(1590)鉢形城落城の際には兵火にかかってしまいました。嘉永4年(1851)には寄居町の大火でも類焼しましたが、慶応2年(1866)拝殿を再建。しかし大正2年またも火災により拝殿を焼失。
 再三の火災にもめげず、大正6年に奥社を、8年に拝殿を再建。平成17年には老朽化した社殿の改修をしました。」とあります。記録に残っているだけでも随分火災に遭い、そのたびに氏子さん達の熱意により、神社は守られてきたのですね。本当に頭が下がる思いがしました。

境内入口 参道の様子
年代不明のしょうわ狛犬
拝殿 拝殿の額
本殿 社殿奥の参道と奥社
境内社・左から
御岳神社、三峯神社、厳島神社
姥神社、琴平神社、雷電神社
境内社・八坂神社
境内社・天手長男神社
浅間大神 ご神木