香取神社

三郷市戸ケ崎2-38-1 (平成22年12月9日)

東経139度51分55.24秒、北緯35度48分6.5秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
県道67号と54号の交差点の近く、南側、67号に面して(脇参道入口が有り)鎮座しています。神社の正面は小路を挟んでショッピングセンターの駐車場があります。当神社の祭礼「三匹の獅子舞」は400年の伝統があり、三郷市指定無形民俗文化財になっています。毎年7月の第1日曜日を最終日とした3日間(金、土、日)が祭礼になっています。

御祭神
主祭神:経津主命
配祀 :木花開邦姫命・宇加之御魂命

御由緒
至徳4年(1387年)春、勤請されたとあります。下総国の香取神宮から分社されました。本殿は明暦二申年(1656年)戸ヶ崎郷氏子中にて造営、又、平成10年に大修理を行い現在に至る。幣殿は昭和62年に建設、拝殿は昭和18年に改築しました。明治43年、浅間神社を合祀。
当社しおり より

村(戸ヶ崎村)の総鎭守とす、明暦二年再建の棟札あり、西n寰掾A末社諏訪天神荒神合社 子安 三峰庵一字弥陀を安ず、社を守るもの住せり。(新編武蔵風土記稿 より)

神社入口

参道

参道の岡崎型狛犬

拝殿

社号扁額

向拝下の彫刻

木鼻

左右の脇障子で遊ぶ狛犬。拡大写真はこちら。

本殿幣殿


三社神社(諏訪・天神・荒神)

子安神社 三峰神社
浅間神社 茂岩不動之命

茂岩不動之命
文化4年(1807年)6月大洪水時、対岸の桜堤(今の水元公園側土手)を破壊しなければ大水害になり村人に死者がでるところでした。その時、白石茂平・岩蔵兄弟が、真夜中小舟に篝火を点け、三頭の獅子頭をのせて、桜堤に向かいました。それを見て警戒していた役人達が、龍が来たと驚いて逃げ去ったうちに、土手を切り開き、村人を救ったと伝えられています。
二人の兄弟は、その際激流に呑み込まれ、帰ってこなかったそうです。また当時の獅子の師匠達が桜土手を切った由来を残すため太刀の舞の演技に取り入れたものだと伝えられています。この茂平、岩蔵を弔うための供養と道しるべ(道標)を兼ね、二郷半領と葛西領との境の堤の道端(今の葛三橋の袂の大場川バス停付近)に不動尊(高さ160cm位の石像)を建立し、土地の人々は「茂岩(もいわ)不動尊」と呼んでいました。道路拡張により香取神社に移設され[尊」から「命」に変わりました。
三匹の獅子舞のしおり、境内案内板を参照しました。

鰐口保管蔵 鰐口:新編武蔵風土記稿より。詳しい説明はこちら。

力石


神社の北東直ぐにあり、匝瑳氏開基、元別当、西福寺。匝瑳氏の墳墓の説明はこちら。

神社の北東直ぐ、にあり、「匝瑳氏の墳墓もあれば、當時匝瑳氏の領地なること知らる、」(新編武蔵風土記稿 より)

狛犬の浮彫