身代(このしろ)神社

南埼玉郡宮代町学園台1-17-13 (令和3年3月27日)

東経139度43分03.34秒、北緯36度01分38.83秒に鎮座。

この神社は、東武動物公園駅の北西1.5km程の辺り、学園台の街中に鎮座しております。

御祭神 武速素佐能男命・他十六柱

由緒
身代神社は旧須賀村の鎮守で、明治時代の神社明細帳によると祭神は武速素佐能男命を主神として他十六柱を祀り、また「素佐能男命が大蛇を退治した際、心すがすがしくなったという故事によりこの地を須賀村といい、蛇の縁により別当職を龍光院という(中略)再興は天和2年(1682)3月28日なり」と記されている。当社の創建は、鎌倉時代初期仁治3年(1242)3月の勧請と伝えられている。祭礼は、7月14日。身代神社の「代」をとって現町名の一部とした。
境内には高さ60cmほどの小さな庚申塔が並び建てられている。これらは江戸時代後期に須賀村の島地区の人々が奉納したもので、こうした庚申塔は近隣にもあまり例を見ない。
この神社は古利根川の堤防上に位置し、周辺からは縄文時代や古墳時代の遺物が発見されている。また、神社西の身代池はかつての利根川の流路ともいわれ、この池で釣った魚を持ち帰ろうとすると「オイテケ、オイテケ」という声がするというオイテケ堀の伝説も残されている。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

境内

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和13年(1938)5月吉日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


石仏等