五社神社

南埼玉郡宮代町東90 (令和3年3月27日)

東経139度44分04.57秒、北緯35度59分53.30秒に鎮座。

この神社は、東武伊勢崎線・姫宮駅の西南西700m程の辺り、東の街中に鎮座しております。

御祭神 天之忍穂耳命・天津日子根命・天之穂日命・活津日子根命・久須毘命・市杵島姫命・面足命・惶根命

由緒
奈良時代の養老年間(717〜723)のこと、諸国行脚中の高僧行基様がこの百間の地に到着されたおり、五人の老翁が現れこのようにおっしゃいました。『この地はほかに比べるもののない神聖な土地であるので、そなたに取り計らってもらいたい。我々は、*熊野三山の翁と、近江日吉の主、白山の厳老である。』
言い終えると老翁たちは空を飛び、白雲に乗って去って行きました。行基様は驚き喜んで、自らの靴を脱ぎ捨て、その空中を再拝されました。
10日も経たないうちに、行基様は当地の領主のもとへ赴き、宣託の一部始終と寺社を建立する願い出をお申し出になりました。領主は神の御心をないがしろにはなさらず、行基様の徳行に感銘を受け、すぐにこれを承諾なさいました。
そうして出来たのが、五社神社と西光院であると伝えられております。
参拝のしおり より。

参道入口

入口左右の獅子山

獅子山の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治25年(1892)9月吉辰建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治14年(1881)辛巳建立)

拝殿内部

本殿


石碑と末社

石碑

不動明王