高根神社

熊谷市小江川1404(平成21年7月5日)

東経139度20分13.84秒、北緯36度5分52.09秒に鎮座。

 この神社は江南南小学校の南約700mに鎮座しています。一面の水田の中に、遠くからも神社の大きな鎮守の杜が一望できました。
 鬱蒼とした木々の中に入口があり、程よく苔むした石段の参道を上がっていくと、途中に社名額が架かった鳥居が建っています。その上部も石段が続き、参道は境内で90度右方向に曲がり、拝殿は参道からは横方向に建立されています。
 その拝殿には「八枝神社 狛狗大神」の護符が貼り付けてありましたが、これはこの社の大祭に上尾市平方の八枝神社から獅子頭を迎えて、悪疫退散・家内安全・厄除招福の祈願が行われていることによるようです。
。本殿は壁面などに彫刻の施されている手の込んだ造りの社殿で、境内正面石段上には末社等が纏められています。

 御祭神:味鋤高彦根神、伊邪那岐命、伊邪那美命
 祭礼日:3月第2土曜日
 境内社:星宮神社等
 由緒:古くから「高根明神」と崇められ、地域で最高峰の高根山に鎮座していましたが、江戸時代の享保年間(1716〜1736)に現在地に遷座されたと伝わり、曹洞宗高根山満讃寺が別当でした。御神体は神鏡で、大祭は「平方のお獅子様」といわれています。

神社遠景
社頭
入口にいる平成17年生まれの狛犬
(平成17年(2005)1月建立)
社号標
「村社 高根神社」
参道入口
参道の様子
参道途中に建つ明神鳥居
参道と境内入口
境内の様子
拝殿前、昭和28年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和28年(1953)2月吉日建立)
拝殿 「八枝神社 狛狗大神」
護符
拝殿屋根の飛び狛ちゃん
目貫彫刻・龍
木鼻・狛犬
壁面などに彫刻の施されている本殿
板碑 境内社入口
合社と末社、弥勒大菩薩、星宮神などの碑