八幡神社

熊谷市代1343 (平成27年4月12日)

東経139度22分02.71秒、北緯36度10分09.99秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は国道407号線を北上、代北信号を左折して進んだ代地区にあります。燈籠は享保9年(1724)、鳥居は寛政9年(1794)のものです。安永6年(1777)の狛犬が迎えてくれます。御神木イチョウの芽吹きがきれいでした。

狛犬の台座に、世話役人として江戸八町堀の阿波屋傳兵衛、石工小右衛門の名前が見えます。江戸はまったく不案内の私ですが、八町堀は時代劇でおなじみの八丁堀旦那が住んでいた場所だと分かります。ここにこの二人も住んでいたのですねー。阿波屋というと藍問屋だったかもしれません。昔、ここ代村のお百姓は藍の栽培をしていたのでしょうか。その関係で狛犬が奉納されたのでしょうか。狛犬は江戸で彫られて、荒川を船で上って来たのでしょうか。いろいろ想像が膨らんで楽しくなりました。

参道

鳥居

境内

拝殿

阿には宝珠、吽は角だったのでしょう、保存状態も良好な江戸狛犬。拡大写真はこちら。
(安永6年(1777)丁酉2月吉日建立)

拝殿内部


天満宮・弁財天・大日如来

諏訪・八坂神社

御神木