千勝神社

久喜市中妻22(平成19年1月20日)

東経139度39分8.31秒、北緯36度4分53.71秒に鎮座。

 この神社は東北自動車道・久喜ICを出て3号線を北上し、駅入口信号を左折。151号線の上清久信号を右折し新川用水を渡るとすぐ左に鎮座しています。「武蔵の国」というとすぐに欅の自然林を思い出しますが、どうしたものかこの地域の神社には鎮守の杜が見あたりません。この社も由緒のある古社ですが、同様でした。境内も社殿もきちんと手入れされた綺麗な神社でしたが、何か物足りなく寂しい気がしたのは、私の我が儘でしょうか。

 御祭神:大己貴尊、味粗高彦根命
 例祭日:7月25日、10月19日
 由緒:中妻・大光寺の記録によれば、「延喜年間(901〜923)、陸奥国白河郡の近津社を中妻に勧請して近津社を創建した。」とあります。その後、八幡太郎源義家は奥州平定のために下向した折り、この神社に立ち寄り戦勝を祈願し、前九年の役(1059〜)で奥州の豪族安部氏をほろぼし、後三年の役(1085〜)で清原氏の争いを平定し、千戦千勝して京都へ凱旋しました。その為義家の凱旋以降、ここ中妻の近津社は「千勝明神社」と称するようになったのだそうです。
 また、千勝神社例大祭には町指定無形民俗文化財・中妻のささら獅子舞・鹿島流棒術が奉納されます。曲目としては、鳥居掛り、梵天、輪くぐり、注連掛り、よろけ、一二切などと呼ばれる舞が舞われるそうです。

神社入口 徳富蘇峰と中村不折の書による
社号標「武蔵國中妻 千勝神社」
境内の二の両部鳥居 拝殿
拝殿内の様子 本殿
久しぶりに見た度派手岡崎現代型狛犬なので、ついつい撮してしまいました。
(平成8年11月3日建立)
境内社・稲荷神社 境内にひときわ飛び抜けた
存在のご神木・銀杏
末社