金鑚(かなさな)神社

児玉郡神川町二ノ宮750 (令和元年5月1日)

東経139度04分34.53秒、北緯36度10分37.62秒に鎮座。

この神社は、神川町役場の南西4km程の辺り、神川町の街外れに鎮座しております。

御祭神 天照大神・素盞鳴命

由緒
金鑚神社は、旧官幣中社で、延喜式神名帳にも名を残す古社である。むかしは武蔵国二の宮とも称された。地名の二の宮はこれによっている。
社伝によれば、日本武尊が東征の帰途、伊勢神宮で伯母の倭姫命より賜った火打金を御霊代として、この地の御室山(御岳山)に奉納し、天照大神と素盞鳴命を祀ったのが始まりとされている。
鎌倉時代には、武蔵七党の一つ、児玉党の尊信が厚く、近郷22カ村の総鎮守として祀られていた。江戸時代には徳川幕府から御朱印30石を賜り、別当の一乗院とともに栄えた。
境内には、国指定重要文化財の多宝塔や、平安時代の後期、源義家が奥州出兵のため戦勝祈願を当社にしたときのものという伝説の遺跡"駒つなぎ石" "旗掛杉" "義家橋" などがある。
なお、この神社にはとくに本殿をおかず、背後の山全体を御神体としている。旧官・国幣社の中で本殿がないのはここのほか、全国でも大神神社(奈良県)と諏訪神社(長野県)だけである。
境内由緒書き より。

一の鳥居

二の鳥居

参道

参道に架かる神橋

三の鳥居

境内

拝殿

中門

御嶽山中腹の鏡岩


末社

石祠

多宝塔

神楽殿

牡丹

シャガ