鷲神社

加須市小野袋 (平成24年5月11日)

東経139度40分4.45秒、北緯36度12分0.35秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は国道354号線を古河方面に向かい、北川辺郵便局を過ぎてすぐ右折、突き当りの水の郷ふれあい公園を左折して進んだ小野袋地区にあります。明治27年(1894)の狛犬が居りました。寛政5年(1793)の愛染明王像塔が文化財に指定されています。庚申塔が4つありますが、一番大きなものは天和元年(1681)のものでした。

神社入り口と鳥居

拝殿

拝殿前の素朴な江戸流れ。拡大写真はこちら。
(明治27年(1894)建立)

社額


愛染明王像塔

加須市指定有形文化財
像容は通形で、右に「造立者為妙色増長民屋豊穣」左には「寛政五丑(1793)十一月吉日願主当村中」と彫られている。
この愛染明王像塔は二十六夜待供養のために造立されたものである。塔頂に笠付きであった痕跡をのこしている。愛染明王を刻むものは全国的にみてもその分布がかなり限られており、独尊として造立されたのは江戸時代中期に始まって文政頃に終わっているようである。愛染明王像塔の独尊としての希少価値と、二十六夜待の講中が小野袋にあったことを伝えるものとして重要である。

石仏

青面金剛像