子日(ねのひ)神社

川口市新井宿155 (令和6年8月28日)

東経139度44分22.56秒、北緯35度50分28.65秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、東北自動車道・川口JCTの南700m程の辺り、新井宿の街中に鎮座しております。

御祭神 大己貴命

由緒
当所は隣の西新井と一村であったが、元禄年間(1688〜1704)以前に分村し、しばらくは西新井宿村に対して当地を東新井宿村と呼んでいた。この東西の新井宿は、日光御成街道を境として分けられ、文化3年(1806)の『日光御成道分間延絵図』を見ると、街道の東側に当村の鎮守子聖(ねのひじり)権現(当社)と別当多宝院、街道の西側に西新井宿村の鎮守氷川明神と別当宝蔵寺という形で、両村の社寺が街道を挟み対面して描かれている。当社は『風土記稿』に「子日権現社 村の鎮守なり、天神山王稲荷の三神を合祀せり、多宝院持なり」と記されている。
社名の「子日」についてであるが、一般に旧暦10月の初めての子の日には、「子祭り」と称して収穫祭が行われる。このことから、当社で現在10月5日に行っている「お日待」が、子の日の「子祭り」の名残とも考えられる。
当社はまた、近在の人々からも腰から下の病、特に足の神として信仰され、古くから病気平癒の願掛けの際には鉄製や藁製の草鞋を社殿の格子に下げるのが習わしで、今でも草鞋のほかスリッパや下駄などを奉納する人が見受けられる。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

参道左右、獅子山の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿