川口市三ツ和3-22-2 (令和6年8月26日)
東経139度44分48.46秒、北緯35度49分04.09秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR東北本線・川口駅の北東3.5km程の辺り、三ツ和の街中に鎮座しております。
御祭神 素戔嗚尊
御縁起
三ツ和は、明治10年(1877)に中居・上新田・小淵の三か村が合併したことによって誕生した新しい村である。
当社は、この三か村の鎮守として創建されたと伝えられ、古くは中居村の本社と呼ばれているところに鎮座していたという。『風土記稿』小淵村の項に「氷川神社 村の鎮守なり、当社は古中居村にありし社なり、本地十一面観音を安ず、源永寺の持」とあるのも、そうした由来を伝えるものである。ちなみに、当社が、中居村から小淵村に移った時期は、吉田勉家所蔵の「小淵村濫觴記」によれば、文明年中(1469〜87)のことという。また、「宗源宣旨写」によれば、享保7年(1722)に神祇官領吉田家から正一位の神位を拝受している。
いつのころにか、中居村に八幡神社が、上新田に稲荷神社が創建されたことから、当社は小淵村だけの鎮守となり、神仏分離を経て、明治6年(1873)には小淵村の村社となった。明治元年(1868)12月付の「神職相転願」によれば、大宮氷川神社の岩井家に入門した川原采男を当社の神職として奉仕させ、併せて同家の家内一同が神葬祭にに改めたい旨が記されており、連署の中には源永寺秀鑁・氏子檀中惣代武右衛門・役人惣代名主七左衛門らの名が見える。
境内由緒書き より。
神社入口
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
神額