八咫神社

川越市上寺山498-3 (平成22年2月11日)

東経139度28分8.7秒、北緯35度55分57.17秒に鎮座。

この神社は、入間川右岸、土手下に広がる上寺山地区の畑の中に鎮座する、長閑な神社です。

当神社は天平勝宝年中(749年)に再興されたと史誌に記され、現存する棟札は永禄十二年(1569)及び慶安五年(1653)等に社殿・末社の修復が銘記されている。古くは社名も八咫神社ではなく。八口社(やつくちさま)と称し現社殿より西北に鎮座し大正五年九月堤塘改修の為遷座された。毎年氾濫する入間川を和める為、神を祀ったもので信仰は氏子のみ成らず当地を治める領主らの篤い保護を受けた。ご祭神は素盞鳴命と申し暴風神・農業神・英雄神などとして多方面から信仰されるようになった。しかし、長き歳月と共に社殿が老朽化し、氏子有志深くこれを憂い、相計りて改修を決意する。多くの氏子崇敬者の浄財により荘厳に改修し、ここに後世に継承する。
改築祈念碑より。全文はこちら。

神社入り口

鳥居と社号標

参道

拝殿と狛犬

地べたにお座りしている宝暦の狛犬。拡大写真はこちら。

(宝暦7年(1757)9月吉日建立)

高い処にいる岡崎型狛犬

本殿