稲荷神社
川越市中福2(平成21年6月13日)
東経139度28分5.76秒、北緯35度51分22.81秒に鎮座。
この神社は川越市中福受水場北に鎮座しています。入口の靖国鳥居を潜ると豊かな鎮守の杜の中、参道途中に境内社の八坂神社が祀られ、正面に社殿、その左側に金毘羅宮が祀られています。囲い内の本殿脇には、数え切れないくらいの石製狐が置かれ、この社が如何に人々の崇敬を受けていたかが偲ばれます。
御祭神:豊受気毘売神、倉稲魂命
祭礼日:元朝祭・1月1日、金毘羅神社例祭・3月10日、春祈祷・4月19日、八坂神社例祭・7月15日、秋祭・10月15日、新穀感謝祭・11月23日
境内社:金毘羅神社、八坂神社
由緒:旧記言い伝えによると、川越城主・松平信綱公がこの地の開墾を命じ、士族豪族の次・三男、七・八名が最初の開拓者となりました。
寛永19年(1642)、城主は開墾の安全を願って城内の三芳野天神境内の三芳野稲荷の御本体を砂久保村名主・尾崎六右衛宅に奉斉しました。
承応3年(1654)社地を村の南北の中央の赤峰山に定め、明暦元年(1655)この地に祀り、三芳野稲荷と称し、村の総鎮守としました。後世この地が中福の二十五屋敷と呼ばれるようになり、社名も中福稲荷神社と呼ぶようになり、又、「とんど稲荷」ともいわれたそうです。
安永3年(1774) 、「正一位威杏里大明神」の称号を授けられました。
明治5年村社に列し、同8年拝殿が造営され、同29年本殿を改造し、水屋と鳥居を建設し、境内に樹木が植樹されました。明治39年勅令に基づき、上松原の金毘羅神社、八坂神社が合祀され、それ以来中福と上松原の産土神として崇敬を受けています。
大正4年表鳥居が建立されました。
(「中福稲荷神社の由来と中福村」より抜粋)
「由緒」「中福の神楽」「中福村の新田開発」はこちらで
社頭 |
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入口の靖国鳥居 |
社号標
「村社 稲荷神社」 |
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拝殿 |
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本殿左右から |
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本殿左右を全方向から護るお狐様達 |
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境内社:八坂神社 |
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境内社:金毘羅宮 |
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金毘羅宮の木鼻・狛犬 |
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