川越市石田(平成17年10月1日)
この神社は国道254号線を北上し、宮元町の交差点から12号線に入り、石田の信号から250m程で右にはいると、すぐ左手に鎮座しています。ここはこの地域の氏神様で、都市化が進んだとはいえ昔からこの地域は米作りが盛んなところで、まだ水田が残っていて農家の屋敷林と共に緑豊かな環境の中、静かな杜の中に建つ神社でした。ここには市指定・無形民俗文化財の筒がゆの神事が残っており、毎年1月15日にあずきがゆの中に浸した「よし筒」の中に入った米の数でその年の作柄や天候を占う神事が、今なお連綿と執り行われています。また、しばらく途絶えていた、4月8日の春祈祷に獅子の村廻りが、7月14日の天王様と10月14日のオヒマチに奉納されていた石田の獅子舞が、平成10年12月に復活し今又舞われるようになりました。
社号標
神社遠景
拝殿
本殿覆い屋
境内社・稲荷神社と奉納狐の数々