川越市今福(平成21年6月13日)
東経139度28分54.66秒、北緯35度52分45.97秒に鎮座。
この神社は東武東上線・新河岸駅の西南西約2kmに鎮座しています。注連縄の架かった入口の鳥居を潜ると、社殿と社務所を兼ねたような建物が建ち、板敷きの部屋の奥に真新しい戸が付けられた納戸のような中に三柱を祭る本殿が祀られています。又、参道の右側、階段の上に小さな末社も祀られています。
御祭神:牛頭天王(素戔嗚命)
祭礼日:7月14・15日・天王様(夏祭り)
境内社:一社
由緒:志村家文書によると、天文年間(1532〜55)両上杉氏や古河公方と北条氏康が川越城を中心に合戦していたとき、にわかに悪風が吹き、北条方は病人や死者が続出して大混乱に陥ったのだそうです。そこで氏康は神のご加護を念じて一心に祈った結果、牛頭天王が出現され、たちどころに悪い風を退治し、北条方は再びもとの活気を取り戻し、川越合戦に大勝することができたのだそうです。そこで牛頭天王にお礼の意味を込めてこの社が創建されたそうです。
(川越雑記帳2(川越見て歩き)より)
神社入口 | 鳥居に架かる額 |
境内の様子 |
拝殿 |
本殿 |
末社 | |
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