氷川神社

川越市宮下町2(平成17年10月1日)

この神社は東武東上線・川越駅の北北東約2.7km、12号線が国道254号線と交差する氷川町交差点から西に300m位に鎮座しています。川越市の総鎮守である氷川神社 の歴史は古く、その創建は欽明天皇の2年(541)9月15日、武蔵国足立郡氷川神社(大宮の氷川神社)を分祀奉祭したと伝えられます御祭神は素盞鳴尊、奇稲田姫命、大己貴命、脚摩乳命(あしなづちのみこと)、手摩乳命(てなづちのみこと)の五柱です。境内にあった古墳から祭器具に使われた石剣が出土し、ここはすでに1400年前に国造によって祀られた神社であったことが判明しています。太田道真、道灌父子は川越築城以来当社を篤く崇敬し、特に道灌は「老いらくの身をつみてこそ武蔵野の草にいつまで残る白雪」との和歌を献納しています。天正19年(1591)徳川氏関東を領有以来歴代の川越城主の尊崇篤く、神徳は広く川越領中におよびました。。当時は川越の総鎮守として「お氷川様」「正一位氷川大明神」と呼ばれていたそうです。現在川越まつりとして毎年10月14日、15日に行なわれている山車の曳き廻し祭礼は、その絢爛豪華さと江戸の天下祭りをそのまま再現しているものとして有名ですが、江戸時代にはこの氷川神社の祭礼でした。由緒、本殿の説明など詳しくは拡大写真でどうぞ。

(享保3年(1718)9月吉日建立)

(明治5年建立)

由緒、本殿、八坂神社の説明と、狛犬の拡大写真はこちらで

神社入り口と靖国鳥居

境内社・柿本人麿神社

柿本人麿神社に居る享保3年生まれの狛犬。頭には大きな窪みがあり、顔は平たく潰れた感じですが優しく、阿は玉を持ち、少し舌が出ています。耳が垂れ、鬣はクレオパトラカットから少しカールが入ってきました。尻尾も渦巻きと直毛で背中に張り付いています。

内側から

内側斜め上から

前方から

前方
斜め上から

後ろから

大きな拝殿

     県指定文化財の本殿。
壁面には精緻な彫刻が施され、
豪壮華麗な江戸彫りがみられます。

           瑞垣内の様子。
華麗な本殿前には出来の良い江戸狛が鎮座しています。

阿吽が反対で、阿は角、吽は宝珠を付けています。力強い前脚、目を覆うように豊かな眉毛と大胆に大きく流れる鬣と尾、ドッシリと落ち着いた安定感のある江戸流れ狛犬です。江戸(東京)の石工の最も水準が高かった時期に作られた逸品といえます。

斜め前方から

後方から

正面から

元江戸城二の丸東照宮だった八坂神社。拝殿と本殿

太田道灌手植えの矢竹

ご神木

境内社・護国神社社号標

境内社・護国神社鳥居と拝殿

境内社・護国神社本殿

境内社・護国神社前の昭和期の狛犬。悪魔のような耳を持ち、4本の牙が見えます。阿は玉を持ち、吽は爪先立ちした子狛を連れています。ちょっと不気味。

この日は大安吉日。
結婚式が執り行われていました。

末社

末社・三峯神社、蛇霊神社

末社・疱瘡神社、水神社、
嶋姫神社、雷電神社

末社・日吉神社、加太粟島神社、
菅原神社、松尾神社、馬頭観音

末社・厳島神社、八幡神社、
小御嶽神社

(昭和10年4月建立)

氷川神社の公式サイトはこちら。