川越市南通町(平成17年10月1日)
西武新宿線・本川越駅の南東500ｍに鎮座しています。南通町の39号線に神社の入り口があり、境内は唯今工事中で雑然としていました。この神社は人皇第６８代、後一条天皇の長元元年(1028)下総国千葉の城主前上総介平忠常が謀反を企てたおり、甲斐守源頼信が当地に於いて必勝祈願をし、３日３夜の追討にて平忠常を遺滅しました。その折の御神威を感謝し長元３年(1030)甲斐守源頼信が八幡神社を創祀したと伝えられています。その後川越城の城主・太田道灌は当神社を篤く崇敬し分霊を川越城内の守護神として奉斎しました。以来、川越の歴代城主、城代の崇敬が篤かったのですが、明治維新後は川越の守護神として崇敬されるようになりました。
(嘉永６年( 1853)11月建立)
表参道入り口
社号標
境内入り口
社殿
少し俯き加減ですが、若々しい、所謂江戸タイプの狛犬です。耳がぺたっと顔の脇につき、眉毛が眼に覆い被さるように盛り上がり眼は二重に彫ってあります。鬣や尻尾の流れが綺麗です。安定感のある狛犬です。
境内社・相撲稲荷神社
道祖神の像がある縁結びのご神木
境内社・相撲稲荷神社の艶めかしく艶やかなお狐様
裏参道入り口