雪塚稲荷(ゆきつかいなり)神社

川越市幸町5-8 (令和5年6月10日)

東経139度29分07.51秒、北緯35度55分12.17秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
西武新宿線本川越駅東口から北に約990mで道路左側が長喜院の入口で右側が稲荷入口です。長喜院の入口右側に鎮座する稲荷ですが、狐は居ませんでした。昔白い狐を殺して食べてしまったからでしょうか?

御祭神 不明

由緒
江戸時代、ここ町の通りに白い狐が迷い込みました。これを見た若い衆が、殺し食べてしまったそうです。その若い衆はたちまち熱病にかかり、毎夜大きな人魂が街に現れる様になりました。町の人は白狐の祟りだと恐れ、長喜院の境内に社を建て、白狐の皮と骨を埋めて塚を築きました。それが雪の降る日だったことにちなみ「雪塚稲荷神社」と名付けたそうです。昭和55年、社殿改修に床下中央部から石板が発見され伝説が事実であったことが判明しました。
(以上 カワゴエールより抜粋)
明治二十六年の川越大火によって本殿、拝殿焼失。同三十年四月二十二十八日に再営した。その際土中のご神体を改めたところ、白狐の毛が逆立つのを認め驚いて再び埋納したという。文政六年(一八二三)以来、とくに商売繁盛に霊験あらたかさでしられている。
(以上 稲荷略縁起より一部抜粋)

長喜院

神社入口。コンパクトに纏まってる稲荷です。

鳥居(明治二十六年三月吉日)

神額。旧字体の雪がこんな文字だっとは思いませんでした。

"雪"という字の旧字体では雨冠の下に、「彗(ほうき)」と言う字を書きました。 「彗星」の「彗」という字です。 その「彗」が略されて「ョ」だけになって、今の漢字になりました。 昔の人にとって雪は、「ほうきで掃くことができる雨」だったそうです。

御神木

略縁起

境内

拝殿

向拝


三峰神社

手水舎と手水石

井戸。渋いデザインの手押しポンプです。

御神木と観光客。外人の方が訪れていました。