薬師神社

川越市幸町15-8 (令和5年6月10日)

東経139度29分11.62秒、北緯35度55分13.87秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
西武新宿線本川越駅から北に約1.1kmの時の「鐘の鐘」の中に鎮座。

川越の「時の鐘」の中に鎮座する神社です。来てみて初めて分かった事だが、まさか火の見櫓の中に神社があるとは思わなかった。何故薬師神社なのかと思ったら、浄蓮寺時代は薬師如来を御本尊として祀ってたから。薬師神社の右には正一位出世稲荷大明神も鎮座しています。この日は団体旅行で川越に来たら1時間の自由行動だったので、急遽社寺巡りをすることにしたのです。

御祭神 薬師如来立像

由緒
時の鐘は、江戸時代の初期、酒井忠勝が川越城主(寛永4年から11年(1627〜1634))の頃に建設されたと伝えられています。その後何度か焼失し、現在の時の鐘は、明治26年の川越大火の翌年に再建されたもので、高さ約16メートルあります。

薬師神社は以前瑞光山医王院浄蓮寺という寺であったが、明治維新の折薬師神社となった。明治二十六年川越大火により時の鐘と共に焼失。翌年再建された御本尊は薬師如来の立像で高さ六十糎行基菩薩の作という。
(以上 神社由来より一部抜粋)

時の鐘

神社入口と社号標。現在は幸町だが以前は多賀町。

参道

天水桶。井戸の跡かも?

時の鐘

拝殿

石灯篭

向拝

神額「川越薬師如来」

本殿覆屋。蔵の街なので本殿も蔵風な造り。


御神木

絵馬

手水舎と手水石。貞享元年甲子(1684)のやけに古い浄蓮寺時代からの手水石。

半夏生

金刀比羅神社 正一位出世稲荷神社

稲荷入口

二の鳥居

三匹の狐。左側下にも狐が居たのに気が付かなかった。子狐かな?

右正面 右内側
左正面 左内側

稲荷の狐なら前掛けが普通だが、荒縄を撒いた狐は珍しい。

狐後

社殿

青面金剛