蓮馨(れんけい)

川越市連雀町7-1 (令和5年6月10日)

東経139度29分06.43秒、北緯35度54分59.08秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
西武新宿線本川越駅東口から北に約650mで道路左側が入口です。お寺だけれど狛犬さんは居るかなと思って立ち寄ってみたら、残念ながら狛犬は居ませんでしたが飛び狛さんと素晴らしい手水舎の彫刻と出会えました

御本尊 阿弥陀如来

由緒
川越城主の母、蓮馨大姉が、安らぎの場を民衆にもたらすべく建てた寺で、以後、庶民の寺として親しまれてきた。1602年には、浄土宗の関東十八檀林(増上寺を頂点とする幕府公認の学問所)のひとつとなり、高い地位が与えられ、葵の家紋が許された。また、かつて境内にあった浴場を「八つ(午後3時)の鐘」を合図に庶民に解放していたが、その鐘は「元禄時代の梵鐘」として今も時を告げている。参道にある水舎の欄間に彫られた唐獅子は当時の芸術文化を偲ばせる。
(連馨寺ホームページより抜粋)

北門。北側の門で裏門的な存在なので、人の出入りは少ない。東の門が表門になる。

参道

水子地蔵尊

本堂

向拝の龍

飛び狛。角ばったロボット的な雰囲気の飛び狛さんだ。


手水舎

唐子遊び

牡丹唐獅子

明治二十六年の川越火災で生き残った手水舎。欄間には鶴亀や牡丹唐獅子、唐子遊びの彫刻が彫られています。彫刻は弘化元年(1844)から明治二十六年(1893)大谷本郷村(現;上尾市)出身の山田弥吉の作。山田弥吉は埼玉ゆかりの偉人に認定されています。どれもこれも素晴らしい。屋外でこれだけ劣化しないで残ってるのが不思議。

唐子遊び

牡丹唐獅子