淡洲神社

比企郡滑川町山田 (平成21年7月5日)

東経139度22分34.46秒、北緯36度04分57.18秒に鎮座。

この神社は、武蔵丘陵森林公園の東側隣に鎮座しております。

御祭神:誉田和気命・息長足日売命・素盞鳴命

由緒
 当社は神功皇后が三韓鎮定に大功があったのを全民尊崇して此の地に神霊を奉斎したと伝承される。神社所蔵の古書によれば創建の年代は応永二年(1395)とあり、往古は邑の総鎮守であったと云う。明治四年三月村社の格に列す。境内地五百七十七坪あり老樹鬱蒼と茂り古社の風格を漂わせている。
境内由緒書より。原文はこちら。

ここより西南西3km程の辺りに式内社「伊古乃速御玉比売神社」があるが、この神社の別名が淡洲明神。地図を見ると淡洲神社が幾つか見つかります。御祭神が誉田和気命なら八幡神社でよさそうなものだが、きっと元々の御祭神は淡洲明神で、水の神様だったのでしょう。埼玉県で溜池がとても多いのがここ、比企郡滑川町。明治の明神号使用禁止で御祭神が差し替えられたのかも知れません。

神社全景

神社入り口と社号標

拝殿。氏子の方々が集まり、神事が執り行なわれているようです。

本殿覆屋

本殿

境内の末社

正面は御嶽山大神。八海山大神、覚明霊神、清龍祓戸大神等の石碑