雷電神社

羽生市上村君809(平成20年3月8日)

東経139度34分50.3秒、北緯36度11分34.41秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、羽生外野線を羽生方面に向かい、右折して今泉館林線に入り、さらに右折した上村君地区にあります。天保10年の狛犬が迎えてくれました。神社周囲の柵に、お金を寄進した人の名前が刻まれています。住所が記されていませんから、地元の人なのでしょうか。慶応3年の樹木奉納寄進の石碑や力石もありました。

 ここ羽生市も落雷の多い地域だそうで、雷除けの祈願のために創建された社なのでしょうか? 案内が無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。
 例祭日は7月14・15日で、元亀,天正の頃より上杉謙信が上野国よりささら舞師を招き、避来矢神社に奉納したのが始まりという「ささら舞」が奉納されているようです。

神社外観
神社入口
珍しい唐破風付きの両部鳥居です。
両部鳥居に架かる社額
天保10年(1839)生まれの江戸流狛犬
阿は知的で優しく、吽は威嚇が利いている、鬣や尾の装飾が派手目で流れの綺麗な良い狛犬です。前足は太く逞しく踏ん張り、盛り上がった肉球の下の鋭く長い爪まで丁寧に彫られています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保10年(1839)11月建立)
拝殿 本殿覆い屋
寄進者名と金一両など寄進額が
刻まれている玉垣
慶応3年の
樹木奉納寄進の石碑
力石