古江神社

羽生市西1 (平成24年11月24日)

東経139度32分12.32秒、北緯36度10分11.04秒に鎮座。

この神社は、羽生駅の北300m程の辺り、128号線が東武伊勢崎線と交差する踏み切り脇に鎮座しております。毘沙門山古墳と呼ばれる小さな山の頂に建つ社殿には古江神社・宮田神社・浅間神社・秋葉神社の社額が架かり、色々と合祀されたようです。正式名称は不明なのですが、一応地図記載の「古江神社」としました。すぐ隣は古墳の名称になっている「毘沙門堂」があり、かつてここに大寺院があったのかも知れません。

浅間神社由緒
祭神 木花開耶姫命
初山の由来
昔から毎年七月一日は浅間神社の山開きの日で、この一年間に生まれた赤ちゃんが、初めて山に登り参拝する初山詣での祭りが行われています。
六月三十日は開山宵祭りと言い、七月一日との二日間、神前で額に御神印を押し、無病息災、無事成長を祈願する奇祭が行われます。
団扇の由来
初山詣での帰途、団扇を買い求め、暑い夏を無事に過ごせるよう、また、内輪もめの無い円満な家庭になるように願い、親戚等に贈り、赤ちゃんを祝福する風習が今も行われています。境内由緒書き より

神社入口

参道

素朴で可愛い江戸流れ。拡大写真はこちら。
(大正7年(1918)11月3日建立)

鞘堂

神額

本殿


毘沙門堂

毘沙門堂由緒縁起の略記
毘沙門墳
先方後円の古墳でその一部は民間の用地として切り崩され、また後方の一部には古墳特有の周溝が形跡を遺していたが、近年埋没してしまった。この古墳は定説によると一千年以上の歳月を経ているといわれている。
毘沙門堂
建長八年(1256)北条時頼の創建によるが、天文、永禄年間数度の兵災で消失し、元亀二年(1571)羽生城主木戸伊豆守忠朝により再建され、天正十八年(1590)再び兵禍に罹り消失、その後文禄三年(1594)羽生城主大久保相模守忠隣により建立され、羽生、上羽生両村の鎮守として崇敬されてきた。
その後星霜を経て頽廃したため宝永三年二月(1706)両村の有志により新築された。この毘沙門堂は茅葺破風造りだったが、大正七年(1918)瓦葺入母屋造りに改造彩色を施したもの。その後昭和三十年(1955)に境内の整備を行い、・・・・・
古江・宮田神社合殿
上羽生地区の総鎮守で祭神は狭依毘賣命(古江神社)と迦具土命(宮田神社)
浅間神社
萬邦の霊山、富士山を主宰鎮座する浅間大神の分体で祭神は木花咲夜姫命、安産子育織物養蚕の守護神とされている。
境内由緒書き より

入口

境内のパノラマ

拝殿

毘沙門堂

出世地蔵尊


庚申堂