加治神社

飯能市大中山字吾妻台716(平成20年1月)

東経139度19分38.76秒、北緯35度51分36.9秒に鎮座。

 【狛犬情報・gamanさんより】
 私のお気に入りの狛犬は埼玉県飯能市の加治神社のものです。非常にひょうきんな顔をしており、初めて見たときは作者は何を思って作ったのだろう?と思ったものです。
 この狛犬はけっこう高い台に乗っており、初めて訪れたときは下から見上げた写真しか撮れず、それが残念で2回目に小さい脚立を持参して写真を撮りました。

 御祭神:高御産巣日命、神御産巣日命、菅原道真
 例祭日:3月25日・春祭、9月29日・例祭、11月23日 秋祭
 境内社:三十番神社、三峯神社、八坂神社、愛宕神社、琴平神社
 由緒:伝承によると上杉家の家来・中山家勝が、北条氏との河越夜戦に敗れ中山に戻るとき、入間川の洪水に阻まれました。その時老人の姿をした天神様に救われたといいます。
 この社は明治5年(1872)、聖天社が改称したと考えられ、飯能町中山の産土神として村社に列し、明治40年(1907)に9社を合祀しました。
 現在の本殿は、参道の石灯籠とともに明治40年(1907)丹生神社が合祀されたときに移築されたものです。
(境内案内板、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)

神社入口
参道の様子と石灯籠
本当にひょうきんな顔つきをした狛犬です。高いところから見下ろしているので、瞳が下を向いている所為でしょうか?頬がふくよかで口蓋がはっきりと彫られすぎている所為でしょうか?前足が太く、スリムな体躯をしているのですが…。神域を護ると言うよりも、「さあ皆さん、いつでも気軽に神社に居らっしゃい。」と、お誘いを受けているように見えますね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和32年(1957)9月建立)
社殿・社額と狛犬