治子(じこ)神社

行田市下中条1655(平成19年1月28日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、羽生妻沼線を妻沼方面に向かい、興徳寺の少し手前を右折した所にあります。大正12年の狛犬が迎えてくれます。

 御祭神:天手長雄命
 例祭日:7月28日
 由緒:創建は不明ですが、市の文化財に指定されている「中條のササラ(8月18日前後の日曜日上演)」という獅子舞が、天明年間(1781〜1788)には奉納されたようですから、少なくとも江戸時代中期以前には村の鎮守様として奉斎されていた模様です。この「中條のササラ」の起源は、天明年間に利根川の大洪水があり、この時獅子頭がこの地に漂着しました。これを神前に奉納し、家内安全・五穀豊穣を祈願する獅子舞を奏したのが始まりといわれています。

神社入口の注連柱
左の柱には「伊勢太々講」
右の柱には「治子神社」と
書かれています。
境内入口
大正12年生まれのゴジラの様な狛犬。後方からの姿はしょうわ狛犬です。
きりりとした眉毛と、額や頭上の瘤瘤が特徴でしょうか。
(大正12年建立)
境内入口の明神鳥居 玉垣の外から見た境内の様子
拝殿 拝殿内の様子
黒光りをした本殿正面が微かに見えます。
本殿覆い屋 境内社
富士塚? 大黒天
塞神