和田神社

行田市和田192 (平成24年11月24日)

東経139度27分32.50秒、北緯36度09分52.28秒に鎮座。

この神社は、秩父鉄道・行田市駅の北2.5km程の辺り、昔は見渡す限り水田だったのかも知れませんが、今は民家が立ち並び、その間に休耕田も点在すると言ったやや寂しい風景も見られる。そんな所に鎮座しております。境内は広く、如何にも村の鎮守様といった雰囲気で、実に長閑な佇まいを見せております。

御祭神 大己貴命・少彦名命

北埼玉郡星河村に坐す村社和田神社は大字和田の鎮守なる。始め字森下は村社御嶽神社あり、もと蔵王権現と稱して、新田組の鎮守たり。又字北屋敷には無格社八坂社あるも、伊森権現と稱して本郷組の鎮守たり。明治四十一年四月雨社の氏子崇敬の心を一にし、互に力を協せて神威を高めむと図る。その九月十九日祭神に須佐之男命を合せ祀りて森下の地に崇め和田神社と稱し奉る。次いで四十五年二月十七日神饌幣帛料の供進を指定せられぬ。茲に於いて万大神達の恩賓を蒙れる氏子ら合祀の由来を石に刻みて永く子孫に傳へ、一は以て彌々高き神徳を仰ぎ、一は以て益々清き眞心を励まむとす。己れ切に請われるままに拙き筆をもて謹みてその事のあらましを記しぬ。
明治四十五年四月十五日
郷社玉敷神社々司河野省三撰文併書及篆額
境内石碑 より 

神社入口

神額

入口の岡崎型狛犬
(昭和17年(1942)11月15日建立)

境内

拝殿

左右の木鼻

拝殿内部

本殿


八幡大神・天満宮・正一位稲荷大神