井椋神社

深谷市畠山942(平成21年7月5日)

東経139度16分23.36秒、北緯36度7分46.75秒に鎮座。

 この神社は荒川右岸に鎮座しています。荒川はこの付近で鶯ノ瀬と呼ばれる浅瀬になっており、荒川を渡ろうとしていた畠山重忠は、ここで鶯により浅瀬の場所を教えて貰ったと伝わります。この社に隣接する重忠公史跡公園には重忠の墓と館跡、重忠を詠んだ芭蕉の句碑があります。
 この社の参道は250m程あり、往時の社域の広さが覗えます。杉が主体の鎮守の森が深く、境内奥に建つ社殿は落ち着きがあり、境内社も多数見られました。

 御祭神:猿田彦大神他四柱
 境内社:蚕影山神社、八坂神社、天神社、日吉神社、諏訪神社、白幡八幡神社
 由緒:畠山重忠の六代の祖・将恒から武基、武綱、重綱、重弘、重能の代に至る間、秩父吉田郷領主として井椋五所宮を敬ってきました。その後、重忠の父重能が畠山庄司となって館を畠山に移したときに祖父・畠山重綱が勧請したと伝えられています。
 初めは、井椋御所大明神、井椋五所宮と号していましたが、後に現社名に改称しました。

参道入口
社号標
「村社 井椋神社」
境内から250m手前に立つ靖国鳥居
参道の様子
参道は満腹寺脇を通り、一旦一般道を横切り、尚も続いています。
境内入口の靖国鳥居
境内の様子
境内にいる昭和3年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和3年(1928)10月建立)
拝殿
本殿覆い屋
境内社:蚕影山神社 境内社:八坂神社、天神社、
日吉神社、諏訪神社、八幡大神
境内社 境内社
境内社 「小御嶽神社」「食行身禰霊神」碑
末社 今年始めてみたハグロトンボ