神明神社

ふじみ野市亀久保2-16-22(平成21年6月13日)

東経139度30分44.53秒、北緯35度51分39.12秒に鎮座。

 この神社は254号線(川越街道)・亀久保信号南約90m、横断歩道橋のある信号西に鎮座しています。真新しい玉垣が組まれた入口から入ると真っ正面に社殿が見えます。参道は約30mほどでしょうか、左右に境内社や旧御神木の切り株が保護されている覆い屋があり、力石も展示されています。そんなに深い森ではありませんが、それでも木々が消音の役目を果たしているのでしょうか、川越街道からの騒音は気になりませんでした。

 御祭神:天照大神
 祭礼日:7月25日頃の日曜日
 境内社:武蔵野稲荷、八坂神社
 由緒:もともとこの地には島田氏の氏神として稲荷社が祀られていたといわれ、神明社としての創建は不詳です。
 口伝では創建は天文15年(1546)に「日本三大奇襲戦のひとつ」ともいわれる「川越夜戦」で討ち死にした斎藤丹波少輔(斎藤別当実盛の子孫)の後裔であった斎藤勝之丞が出家し、享保年間(1716〜1735)に別当木ノ宮山地蔵院の住職になってからの創建ともいわれています。
 斎藤家の守護神が神明社であったために、この地に鎮座していた稲荷社社地に所沢・神明宮を勧請してこれを本社として、稲荷社は合祀されたのだそうです。また神明社以前に鎮座していた「木宮稲荷」は三芳藤久保で祀られているとも言います。
 明治40年に武蔵野から稲荷社を合祀し、昭和32年に社殿を再建しました。
「武蔵国の神社参拝」より)

神社入口
参道の様子 靖国鳥居
拝殿
本殿鞘堂
境内社:武蔵野稲荷
稲荷社殿前のお狐様
境内社:八坂神社
旧御神木の切り株
力石
拝殿前から入口を振り返る