丹生(たんじょう)神社
嬉野市塩田町大草野甲456(平成23年11月4日)
東経130度0分49.57秒、北緯33度7分43.17秒に鎮座。![](../../../background/mapion.gif)
この神社は塩田川のすぐ南に鎮座しています。参道入口に立つ一の鳥居から見る神社の周辺には、車が置かれ、人だかりが出来ていて、はじめは祭礼があるのだろうと思っていました。ところが神社前の駐車場まで行くと、人だかりと思ったのは実は「案山子」でした。この年二回目となる「大草野案山子まつり」の会場が、神社周辺の参道沿いの水田なのだそうで、実にユニークな案山子が勢揃いし、参拝前に一笑いさせて貰いました。
境内の左右には風除け?の為か、杉が植樹され、入口の二の鳥居を潜ると、右手には土俵。中央奥に向拝のない入母屋造りの拝殿と本殿鞘堂が建立されています。又社殿左には境内社が一社祀られ、石碑、石塔、旧鳥居部材等もきちんと纏めて残されていました。
近年に整備されたのでしょうか、とても綺麗な神社でした。
御祭神:罔象女神
祭礼日:丹生神社灯籠(南大草野)・7月22日、秋祭り・10月23日、15日祭り(北大草野)・12月15日
由緒:大和国吉野に鎮座する丹生川上神社と同様 祭神は水神様である
古事記には弥都波能売神とあり 三代実録に貞観3年(861)8月24日乙の條に肥前国正六位上稲佐神 堤雄神 丹生神並授従五位下とあって 従五位下を授けられる
神伝に曰く 和銅年間(708〜714)大和国丹生神の分霊を安置したと伝えられる 治暦元年(1065)大草野地頭後藤章明が神殿を建立し 祭祀を修せらる
明治6年 村社となり塩田町史に據る
古代 天皇より許されたと云う十六葉の菊の御紋を焼込めた鬼瓦(天明6年大河内山 渕七右ェ門銘)を棟上に載いている
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参道入口に立つ一の鳥居 |
鳥居に架かる額「丹生社」 |
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一の鳥居から約200m北北西に延びる参道 |
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社頭 |
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神社入り口 |
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神社入り口に立つ二の鳥居 |
鳥居に架かる額 |
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境内の様子 |
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拝殿前、平成6年生まれの狛犬 |
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(平成6年(1994)2月吉日建立) |
拝殿 |
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本殿 |
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境内社 |
天照皇太神宮 |
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磐座?石碑? |
石碑、石塔、鳥居部材等 |
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「大草野案山子(かかし)まつり」
期間は10月23日〜11月20日までで、今年話題となった人物のほか、風刺やふるさと自慢を表現した55体が並んでいます。 |
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