天満神社

鳥栖市飯田町114−1 (平成23年8月5日)

東経130度32分38.29秒、北緯33度22分35.87秒に鎮座。

この神社は14号線に面して鎮座していますが、社地東はもう福岡県小郡市です。入口には燈籠が立ち鳥居を潜ると、佐賀県東部地区では二例しかないという眼鏡橋が神橋として残されています。
参道左には神池が有り緑亀が何匹も悠然と泳いでいました。境内入口には注連柱が立ち、明るく綺麗な境内中央奥には大きく未だ建造されてまもなく見える綺麗な建物が建っていましたが、正面上には大きく「飯田町公民館」の額、扉脇に小さく「天満神社」の表札が掛かっており、裏側に回ると本殿の鞘堂が突き出ていましたから、公民館内に神社が祀られているようです。人々が集う公民館、かえって神社に対する関心や崇敬心が強くなるかも知れません。

創建年等の由緒・沿革等は不詳ですが、御祭神は管原道真公です。往古、現在の鳥栖市辺りには大宰府天満宮領(安楽寺領)があった為天満宮系の神社が多く、安楽寺という地名も残されているそうです。

入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額「天満宮」
神橋
参道の様子
神池と悠然と泳ぐ緑亀
境内入口に立つ注連柱
境内の様子
拝殿前、天保8年生まれの狛犬
この狛犬も筑後型で、吽には角が付いています。厳めしく、筋肉質、扇子状の尾で、前足をややずらしています.
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保8年(1837)丁酉12月吉辰日建立)
飯田町公民館兼天満神社拝殿
建物正面上には大きく「飯田町公民館」の額が、扉脇には小さく「天満神社」の表札が掛かっています。
本殿鞘堂