老松宮

鳥栖市高田町139(平成23年8月5日)

東経130度31分38.2秒、北緯33度20分31.29秒に鎮座。

 この神社は大木川と宝満川の合流地点の北約600m、高田区公民館に隣接して鎮座しています。
 入口には注連縄が掛かった注連柱と鳥居が建立され、二段に分かれた境内の上段に社殿が建立され、拝殿内には「老松宮」「宝満宮」の額が掛かっています。又、この社には拝殿前には文政8年生まれ、末社には建立年代不明の、タイプの異なった狛犬がいます。

 御祭神:菅原道真公
 祭礼日:春祭、作上りの願成就祭・6月、風止の願成就祭・9月頃、秋祭・10月頃
 境内社:紅梅殿、皇大神宮、金比羅大権現、猿田彦大神、天満宮
 由緒:元は四阿屋神社の境外拝社であったものが、明治時代に独立神社となったものらしいです。
(サイト「鳥栖の神社探訪〜ハピクロ」より)

社頭
入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
石段参道と上の境内入口
拝殿前、文政8年生まれの狛犬
大胆で彫りが深い鬣、厳つい顔に整然とした平歯、扇子型の尾、少しずらした前足など典型的な筑後型狛犬です。
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(文政8年(1825)乙酉5月吉辰日建立)
拝殿
拝殿内には「老松宮」「宝満宮」の額が掛かっています。
本殿覆い屋
狛犬が護る末社 左から
紅梅殿、皇大神宮、金比羅大権現、猿田彦大神、天満宮
末社を護る建立年代不明の狛犬
小顔で垂れ耳、ワラビ渦の鬣や脇毛、太い纏まった尾、逞しい上腕ではあるが細身で滑らかな身体など、この辺りでは類型のない珍しい狛犬です。建立年代は関東だと1700年代後半の感じですが、此の地では何時頃の建立なんでしょうか?
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慰霊碑