香椎宮

鳥栖市牛原町945(平成23年8月5日)

東経130度29分50.47秒、北緯33度23分9.75秒に鎮座。

この神社は47号線・池の内信号から四阿屋(あずまや)神社方面に西に入ると約500mで右側に鎮座しています。四阿屋神社に行こうと向かっている途中で、鳥居と風情溢れる大きな鎮守の杜が見えたので急遽参拝の運びとなりました。
入口に立つ鳥居を潜り石段を上がり、放生池に掛かる神橋を渡ると、注連柱が立ち、境内の入口となります。大きな木々に囲まれ、しっとりと落ち着いた境内中央奥に、狛犬が護る拝殿・本殿が建立され、左手には遊具が設置されています。社殿の裏側にも鎮守の杜が広がり、佐賀の名木古木に指定されたご神木が何本も聳えています。
4月第1日曜の例祭には四阿屋神社と共に、この社でも土地の悪霊を払い豊作を祈る伝統行事の獅子舞が奉納されています。

御祭神:仲哀天皇、住吉大明神、神功皇后、武内大臣、豊姫命
祭礼日:4月第1日曜
境内社:一社
由緒:この社の創建は、天平元年(749)福岡市の香椎宮を勧請したとされています。拝殿は明治12年に、本殿は明治期の19世紀頃に再建され、大正元年に大修理がなされています。
(サイト「鳥栖の神社探訪〜ハピクロ」より)

社頭
神社入り口
入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額「香椎宮」
社地へ上がる石段
神橋
神池・放生池
境内入口に立つ注連柱
境内の様子
拝殿前、文久2年生まれの狛犬
阿吽の顔の大きさが相当違います。この地域の狛犬としては異色の存在で、類型は無い様に思います。太い眉・やや奥目の丸い目で、縦ロールの鬣は顎の下にまで続いています。長い前足と後ろ足の腿が殆どくっついており、背中を丸めた縦長の蹲踞の姿は、肥前ちゃんの末裔か?とも思わせられます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文久2年(1862)壬戌10月吉祥日建立)
拝殿
拝殿目貫彫刻・翼竜と波
拝殿木鼻・狛犬と牡丹
拝殿内の様子 拝殿内に掛かる額
拝殿天井絵
本殿
末社
ご神木・大楠
ご神木・樹齢220年のムクノキ
ご神木・樹齢265年のイチイガシ
ご神木・樹齢270年のタブノキ