鳥栖市轟木町町屋敷1475(平成23年8月5日)
東経130度30分35.24秒、北緯33度21分56.59秒に鎮座。
この神社は鳥栖駅の南西約1.2km、昔の轟木宿に面し、社殿裏側には長崎本線の線路が通っています。
入口には注連縄が掛かった注連柱が立ち、一の鳥居を潜り参道を進むと、「叶」型の池に架かった神橋があります。参道途中には二の肥前鳥居が立ち、境内には舞台らしき鉄骨の骨組みが残されています。境内中央奥には嘉永6年生まれの狛犬が護る入母屋造りの拝殿と弊殿、春日造りの本殿が続けて建立されています。そして社殿右には八坂神社、境内周囲に末社などが点在しています。
御祭神:天忍穂耳尊、伊弉冉尊
祭礼日:祈年祭・4月3日、例祭・10月23日、新嘗祭・11月27日
境内社:八坂神社、八幡宮他
由緒:創建は慶長2年9月23日。
佐賀旧藩主鍋島加賀守直茂公豊前国彦山神社に深く御信仰になり心願に依て慶長2年御分霊を勧請し壮大なる社殿を建築し社地九畝十八歩を供せらる。
旧藩主御代々旧6月13日及9月23日は盛大なる祭典を行はせられ且つ幕府登城の砌は往復共に代参を差立てられ社殿修理等も手添あらせらる。
明治14年、村社に列せらる。
大正14年、神饌幣帛供進神社に指定せらる。
社頭 | |
入口に立つ一の明神鳥居 | 鳥居に架かる額 |
参道と神橋 | |
神池 | |
参道途中に立つ二の肥前鳥居 | |
境内の様子 | |
拝殿前、嘉永6年生まれの狛犬 狛犬天国で「塩田型」と類型された狛犬で、滑らかで腰をやや浮かしたやや胴長な身体、長めの鬣に盛り上がった渦、太く長い尾には深い毛筋が彫られています。穏やかな目に大きな鼻、上向きで品のいい顔、爪にまで神経を行き届かせたとても良い狛犬です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
|
(嘉永6年(1853)癸丑春6月穀且日建立) |
拝殿 | |
拝殿目貫彫刻・龍 | |
拝殿木鼻・龍 | |
弊殿と本殿 | |
境内社:八坂神社 | |
忠魂碑 | 八幡宮 |
末社 | 末社 |
藤棚 |