八幡神社

多久市東多久町別府5316(平成23年11月2日)

東経130度8分44.1秒、北緯33度16分52.21秒に鎮座。

 この神社は東多久駅のすぐ南に鎮座しています。
 参道入口に肥前鳥居が立ち、朱の神橋を渡ると、境内の入口にも鳥居が建立されています。境内は広々として綺麗に掃き清められ、左に社務所、中央に社殿、奥に境内社が纏められています。道路側はガードレールで仕切られ、西と南のクリーク(用水路)側も金網のフェンスで囲われ、何処からも目が行き届く親しみやすい神社でした。

 大永8年(1528)に水ヶ江城主龍造寺家兼公が、宇佐神宮を勧請して創建し、嘗ては浮立や流鏑馬が盛んだったと伝えられます。

社頭
参道入口に立つ一の肥前鳥居 鳥居に掛かる額「八幡宮」
参道の様子
神橋
境内入口
境内入口に立つ二の台輪鳥居 鳥居に掛かる額「揚武」
境内の様子
拝殿前、明治15年生まれの岩狛さん
やや大柄な岩狛さんで、若々しく活動的な感じを与えます。
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(明治15年(1882)5月吉日建立)
御神馬像 御神馬像
拝殿
拝殿に掛かる額「八幡社」 拝殿内の様子
本殿脇にいる建立年代不明の岡崎現代型狛犬
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本殿鞘堂
境内奥に纏められている末社群
忠王、中央等 宇佐八幡大神、十一面観世音、
地神、稲荷大明神等
七面大神、中央、大権現、辨財天、毘沙門天等 石祠、石仏等
太神宮、石仏等 大日如来、十一面観世音、馬頭観世音
境内社
ご神木・大楠
本来ならば、この社には拝殿前、本殿脇の狛犬の他に、下記の肥前狛犬がいるのですが、只今、多久市郷土資料館にて「多久の肥前狛犬展」開催中につき、出張中でした。
「多久の肥前狛犬展」はこちら