庭木神社

武雄市西川登町神六20592(平成23年11月4日)

東経129度58分23.51秒、北緯33度8分3.61秒に鎮座。

 この神社は西川登小学校北に鎮座しています。周囲には低い生け垣が植えられ、道路から神社の隅々までしっかりと見える、開放的な感じの綺麗な神社でした。
 「庭木大明神」と 線刻された額が掛かる肥前鳥居を潜ると、正面に千鳥破風・唐破風付き入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。境内周囲には御堂・境内社が配され、未だ若々しいご神木・大楠が数本、勢いよく茂っています。
 狛犬はいませんが、清々しい感じの、気持ち良い参拝が出来る神社でした。

 御祭神:素盞嗚命
 祭礼日:1月1日・新年祭、2月11日・建国祭、4月5日・春大祭、6月下旬・田祈祷、7月15日・祇園祭、7月土用初日・土用ごもり、9月彼岸初日・願成就祭、10月23日・秋大祭、12月15日・村祭
 境内社:地神、水神
 由緒:倉天皇の治承元年(1177)雲州列兵衛という人が出雲からこの地に転住。後に出雲より藤原宗顕(庭木隼人佑)という人がきて、雲州列兵衛の養子となる。藤原宗顕(庭木隼人佑)は後藤氏(武雄領主)に仕え、西川登村を領す。50年後、故郷である出雲の杵築神社の御分霊を奉賛し、庭木大明神を勧請された。(サイト「庭木神社」より)

社頭
入口に立つ肥前鳥居 鳥居に掛かる額
「庭木大明神」
境内の様子
拝殿
拝殿内の様子 拝殿内に掛かる額
本殿
御堂
境内社:地神、水神
ご神木・大楠 ご神木・大楠