甘久(あまぐ)天満宮

武雄市朝日町甘久(平成23年11月4日)

東経130度01分51.20秒、北緯33度11分56.18秒に鎮座。

 この神社は武雄中学校の北に鎮座しています。入口に鳥居が建立され、その後ろと拝殿前に平成17年生まれの玉取・蹲踞と構えで一組の狛犬がいます。静かな境内の中央奥に開放的な入母屋造りの拝殿と、一間社流造の本殿が建立され、拝殿天井には花鳥風月の天井画が描かれています。又、境内周囲には石祠や石碑が点在し、地神の側には先代の狛犬がきちんと残されていました。狛犬ファンにとっては氏子さん達のこういう思いはとても嬉しいことですよね。

 御祭神:管原道真
 祭礼日:7月25日
 境内社:天照皇太神宮、地神他
 由緒:甘久に七天神あり
 南田天神(藤崎家屋敷)
 栗原天神(稲富家屋敷の東)
 杉天神(藤崎家屋敷の前)
 加々良天神(元教員住宅の前)
 しんげん辻天神(西村家屋敷の西・丘の上)
 石木天神(現在の天神社)
明治初年・石木天神以外の六天神を集め、それぞれの境内を売却・石木天神社を改築し、七天神を合祀して甘久天満宮と称し、石像の御神体を祀る。今の社殿は、明治22年(1889)に改築され神殿改繕記念碑が建てられている。

入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
鳥居後ろにいる平成17年生まれの玉取・蹲踞と構えで一組の狛犬
(平成17年(2005)7月建立)
境内の様子
拝殿前、平成17年生まれの玉取・蹲踞と構えで一組の狛犬
(平成17年(2005)7月建立)
拝殿
拝殿内の様子
拝殿天井絵
一間社流造の本殿
石祠 道路祈念碑
神殿改繕祈念碑 天照皇太神宮
天照皇太神宮 石祠
石祠 地神と狛犬
末社を護る健気な先代狛犬
明治22年生まれの逞しい狛犬でしたが、年月には勝てず、とうとう平成17年(2005)6月に破損。社殿を護るお仕事を若狛達に譲り、現在は末社を護る事に専念しています。
(明治22年(1889)12月建立)
ご神木・大楠