佐賀市大和町大字川上 (平成16年8月22日)
(昭和12年9月制作)
この淀姫神社の淀姫とは誰なんだろう?と思って家に帰ってから調べたら、何と海彦山彦の山彦が釣り針を探して海神の宮に行った時娶った豊玉姫と同一人物で、この豊玉姫の眷属である鯰を捕食しない習慣が佐賀人に有ったと云います。
創建は欽明天皇25年(564)と伝わる肥前一宮です。、「肥前国風土記」に「この川上に石神あり。名は世田姫」とあり元々の神体は巨石で、社名の由来は、川上川の急流が扇状地に出て淀む地にこの社が建てられたためだったのでしょうか。
通称は河上神社ともいい、川縁の境内にクスの大木がうっそうと茂る広い社地を持つ、肥前一宮にふさわしい風格を漂わせる神社でした。社殿は元亀元年(1570)と文化13年(1816)に火災により消失し,その後,藩主鍋島氏によって再建されました。
初代藩主鍋島勝茂公が
奉納した肥前鳥居
変わった六角形のお水屋と手水
小顔で愛嬌の有る肥前尾太狛犬
顔の欠けた狛犬。丸い台座にも彫刻があり、又面白い形で子狛が
いたりして元は良い狛犬だっただろうに・・・惜しい
直角三角形型の遠吠え耳垂れ尾付狛犬
大きくて重厚な拝殿
本殿
沢山の灯籠が立つ参道