若宮社

佐賀市東与賀町下古賀二本黒木744-1(平成23年11月5日)

東経130度18分1.26秒、北緯33度12分33.89秒に鎮座。

 この神社は広域農道・48号線から200mほど南へくだった所に鎮座しています。周囲はクリーク(用水路)が網の目のように囲んだ地域で、東西に延びた集落の中程に、上町公民館に隣接して社殿が建立され、明治36年生まれの愛嬌たっぷりの岩狛さんがいます。

 御祭神:仁徳天皇(大鷦鷯尊)
 祭礼日:旧11月3日
 境内社:天照太神宮他
 由緒:東与賀町内で若宮社の存在はここだけで珍しいことである。境内には寛文12年(1672)に建てられた庚申さんや、明和5年(1768)にできた地蔵さん、元治元年(1864)に祀られた天山権現さんが共に合祀されている。
この辺一帯は、鍛冶屋とともに「嶋内」といって、小高い台地であったことが古文書に記録されている。それを証拠づけるように、この宮の境内に「嶋内氏子中」と刻まれた地蔵さんが祀られている。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)

社頭
神社入り口
境内の様子
境内入口に居る明治36年生まれの岩狛さん
砥川型の狛犬で、阿は口中に玉を含んでいます。これでもか…という程大きな口が横に広がり、ボリュウームのある顔が可愛く愛嬌が感じられます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・北村勝次 明治36年(1903)癸卯6月14日建立)
拝殿
拝殿内の様子
本殿覆い屋
石仏、石碑 天照太神宮他