天満宮

佐賀市川副町南里1959(平成23年8月8日)

東経130度19分11.86秒、北緯33度13分17.62秒に鎮座。

 この神社は農業大学校の東約500m、クリーク(用水路)が網の目のように張り巡らされた地域に鎮座しています。
 道路際に一の鳥居が立ち、北に30m程で境内入口。と云っても、社地を区切るものは二の肥前鳥居だけ、という開放的な神社です。境内左奥に聳える楠の大樹の前に、入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。

 御祭神:菅原道真公
 祭礼日:不明
 境内社:稲荷社
 由緒:創設年代 不詳。詳らかでないが、約400年の歴史があると伝えられる 境内には、恵比須石像等が見られ、昔の海岸線が偲ばれる。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)

参道入口
参道入口に立つ一の明神鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内入口に立つ二の肥前鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
拝殿前、建立年代不明の狛犬
精悍な顔で、鬣の細かい盛り上がりがパンチパーマの様に頭部に鏤められています。スマートで寸胴な身体を細い前脚で支え、尾は九尾の狐の様に幾重にも分かれています。明治16年建立の北川副町木原・日枝神社の狛犬と似ているので、この頃の建立かな?と思っています。
狛犬の拡大写真はこちらで
拝殿
拝殿内の様子
本殿
境内社 稲荷大明神
ご神木・大楠