天満神社

佐賀市本庄町袋(平成23年8月8日)

東経130度18分28.68秒、北緯33度14分4.38秒に鎮座。

 この神社は袋公民館に隣接して鎮座しています。入口には「天満神社」、境内入口には「天満宮」の額が掛かった二基の鳥居が建立されています。狛犬も境内入口と拝殿前に二対居り、それぞれの立場でお役目をきちんと果たしている様です。
 境内には居ると右側には遊具が設えてあり、中央奥に入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立され、社殿右に境内社の稲荷神社が祀られています。

 御祭神:菅原道真公
 祭礼日:不明
 境内社:稲荷神社、稲荷大明神、太神宮他
 由緒:祭神は学問の神様菅原道真公で、天正4年(1576)龍造寺隆信が建立しました。当時の代官は志波藤介で、宮住は酒袋惣兵尉、酒袋新太郎、酒袋新七郎と由緒書に記載されています。
 慶長年間(1597)になり鍋島直茂公が社殿を再建しました。以来歴代藩主が崇敬しました。

入口に立つ一の台輪鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内入口
境内入口を護る明治25年生まれの狛犬
胴体には肋骨が出ていますが、足には筋肉が付けられ力強さが強調されています。阿には口中に玉があり、獅子頭の様な顔が優しげに見えます。鬣や尾の流れが鮮明に彫られています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・筒井常作 明治25年(1892)壬辰9月25日建立)
境内入口に立つ二の台輪鳥居 鳥居に掛かる額「天満宮」
境内の様子
拝殿前、昭和11年生まれの狛犬
長い垂れ耳で、飛び出した大きな目と四本の牙が目立ちます。鬣や脇毛、尾の彫りが深く立体的です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)9月建立)
拝殿
拝殿内の様子
本殿 側面と正面
境内社:稲荷神社
稲荷大明神他 太神宮、中央他