太郎次郎社

佐賀市久保田町徳万町西 (平成23年11月5日)

東経130度14分31.2秒、北緯33度14分38.17秒に鎮座。

 この神社は207号線・徳万東信号から西に入り、約70m程進むと道路南に鎮座しています。入口には鳥居が建立され、開放的な境内奥中央に、稲荷社らしい朱の木製鳥居、狛犬、石垣の上に石殿が建立されています。

 由緒:正徳5年(1715)11月15日藤原政盛によって勧請され、毎年11月15日には御祭料として米3斗お供えがあり、御名代の参拝が行われていたことが香椎神社文書で知ることができる。
 明治25年(1892)8月、本野盛亨・総子が施主となり再建された。発起人は八田慎吾・香田多嘉司である。境内の狛犬には、「天保六年(1835)乙未八月、常善坊盛諄」と刻まれている。6月14日を例祭日としてきたが、豆祇園であった。現在は子どもの樽みこしなどで盛りあげている。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)

社頭
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
「太郎次郎神社」
境内の様子
石殿前、天保6年生まれの岩狛さん
如何にもやんちゃそうな顔つきの若々しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保6年(1835)乙未8月建立)
石殿前に立つ木製鳥居
石垣を築いて建立されている石殿
石殿
石仏 石祠
石祠 石祠
猿田彦太神 石祠