管原天満宮

佐賀市本庄町鹿子179(平成23年8月8日)

東経130度17分48.3秒、北緯33度13分8.45秒に鎮座。

 この神社は260号線に面して鎮座しています。フェンス越しに境内が総て見える開放的な神社で、入口に鳥居、境内に狛犬が二対と社殿が建立されています。樹齢は不明ですが、入口近くに大きなクスノキが聳えています。

 御祭神:管原道真公
 祭礼日:不明
 境内社:天照皇太神宮他
 由緒:竜造寺剛忠公の長男家純公が太宰府天満宮の分霊をお祭りしました。
竜造寺隆信公が、家臣土橋栄益に追われ筑後の国一木にのがれたが、鹿子村の古賀民部等に迎えられて、隆信は鍋島清房等を従えて、帰国しました。
その間鹿子天神に願いをこめて千句の連歌を奉納し、社殿を再建しました。
以来鍋島歴代藩主の信仰がありました。
尚明治四十年宮寄せの法令により鍛冶屋天満宮を合祀しました。

社頭
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額「天満宮」
境内の様子
拝殿前、天保12年生まれの岩狛さん
優しい顔に丸みを帯びた身体、バランスのとれた良い狛犬で、力強い太腿から跳躍力を感じさせます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保12年(1841)辛卯2月吉日建立)
拝殿前、明治32年生まれの狛犬
大振りな顔や丸い目、熊のような狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治32年(1899)12月吉日建立)
拝殿
格子越しに本殿正面が見える拝殿内の様子
弊殿と本殿
天照皇太神宮他 庚申塔他
ご神木・クスノキ