志賀神社

佐賀市川副町大字早津江津400 (令和3年11月26日)

東経130度20分23.42秒、北緯33度12分16.51秒に鎮座。

この神社は、佐賀空港の北北東7km程の辺り、早津江津の街中に鎮座しております。

御祭神 志賀大神

由緒
清和天皇の御世、貞観元年(859)、有明海地方の総守護神として、金印が出土した事で有名な筑前志賀海神社より分霊され、当時は無人の洲のこの地に石の祠が建立されたと伝えられて居ます。祠は汐の満に海中に没し、干に現われたりと、志賀社旧記に誌されています。その後次第に陸地化が進み人家集落ができて海と陸の交通交易の拠点となり、神社も荘厳を極め崇敬を集めました。竜造寺隆信以来歴代藩主が尊崇し、明暦4年(1658)には鍋島光茂が本殿を奉寄進しました。また鍋島直正は、大願成就を志賀神社に祈願して我が國初の國産蒸気船建造に取り掛かりました。その結果慶応元年(1865)凌風丸が三重津海軍所で進水しました。
昭和15年日本海軍発祥の地の当社は皇紀2600年を記念して帝國海軍の祈誓神社となり大規模な改築事業が始まり昭和19年県社に昇格しました。終戦後昭和21年宗教法人志賀神社として発足しました。
境内由緒書き より。

境内の南200m程の辺りに立つ一の鳥居

神社入口

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治13年(1880)8月建立)

拝殿内部

本殿


祖霊社

末社

御神木