満穴(みつあな)天満宮

佐賀市本庄町大字末次 (平成23年8月8日)

東経130度18分10.61秒、北緯33度13分22.18秒に鎮座。

 この神社は佐賀城跡の南約1.2km、西光寺東に鎮座しています。
 入口生け垣の後ろに面白い枝振りの松が植えられ、江戸時代初期に建立された肥前鳥居の奥が境内となります。境内左には満穴公民館が配され、右に駐車場があり、鳥居正面奥に明治36年生まれの岩狛さんに護られた拝殿、本殿が建立されています。。

 御祭神:管原道真公
 祭礼日:不明
 由緒:寛文10年(1670)3月8日建立の肥前鳥居が社前にある。奈良時代に始まる「神仏習合」(神の信仰と仏教信仰とを融合調和すること)のため、西光寺の僧が、宮司の務めを果していた。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)

社頭
入口に立つ肥前鳥居 鳥居に掛かる額「天満宮」
境内の様子
拝殿前、明治36年生まれの岩狛さん
若々しい狛犬で、阿は口中に玉を含み、お互い楽しそうに向き合っています。鬣が長く、尾と共に装飾的に彫られ、岩に彫られた牡丹の花と共に華やかさを演出しています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・金原今朝一 明治36年(1903)癸卯8月14日建立)
拝殿
拝殿屋根にいた飛び狛さん
拝殿内の様子
本殿 側面と正面
庚申塔
宝物庫?