日子神社

佐賀市西与賀町相応津1(平成23年11月5日)

東経130度16分8.4秒、北緯33度13分9.01秒に鎮座。

 この神社は相応津の北端、本庄江川の東岸に鎮座しています。入口には「日子社」の額が掛かる鳥居が建立され、参道右手には石碑が、左奥には境内社の稲荷社が祀られています。中央奥には明治33年生まれの岩狛さんが護る入母屋造りの拝殿、後ろの石垣の上には流造の本殿が建立されている、簡潔で清々しい神社でした。

 御祭神:伊邪那岐、伊邪那美、天忍穂尊命
 祭礼日:旧6月15日
 境内社:稲荷社他
 由緒:祭神は伊邪那岐、伊邪那美、の二柱に天忍穂尊命を合祀している。寛永2年(1625)7月29日鍋島綱茂公の創建に係るという。現在の社殿は台風で崩壊したため近年改築したものである。祭日は毎年旧6月15日である。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)

社頭
参道に立つ鳥居 鳥居に掛かる額「日子社」
境内の様子
拝殿前、明治33年生まれの岩狛さん
阿吽の太り具合がかなり違います。まん丸い目をして、体中に筋肉を表す瘤を付け、岩狛さんとしては一風変わった容姿をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治33年(1900)庚子1月吉日建立)
拝殿
本殿
石祠、大天狗 石祠
境内社・稲荷社
三界萬霊等 石仏
三界萬霊 忠魂碑