八幡宮
佐賀市東与賀町下古賀乙807(平成23年11月5日)
東経130度18分13.08秒、北緯33度12分32.07秒に鎮座。
この神社は広域農道・48号線の南約200m、八田江川の右岸に鎮座しています。
道路脇にある入口から石段が境内に下がって造られている珍しい神社で、境内に降りるとすぐに鳥居が建立されています。石畳の参道奥には大正7年生まれの素朴な狛犬が護る拝殿・本殿が建立され、境内周囲には石祠や石仏と共に、先代さんの狛犬が置かれています。
御祭神:応神天皇
祭礼日:不明
境内社:天照皇太神宮、猿田彦大神他
由緒:創立400年ほど前とあるが、年月は不詳である。龍造寺隆信公がこの地を本地(本陣)として戦いをしたとのことで、本陣を祀って「本地八幡宮」という。病気や火災等の災難をよけるために本宮を創立したとのことである。
この船津八幡宮は、終戦前までに下飯盛八幡神社・住吉神社と共に東与賀村における三大神社として崇敬され、毎年盛大な祭典が挙行されていた。
八幡宮の現在位置は、旧位置よりも西北部に移動している。その際に飯盛八幡宮の古材を記念としてもってきて改造したらしい。それは昭和10年の頃である。
(「佐賀市地域文化財データベースサイト さがの歴史・文化お宝帳」より)
社頭 |
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神社入り口 |
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入口から境内へと降りる、珍しい石段参道 |
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境内に建つ鳥居 |
鳥居に掛かる額 |
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境内の様子 |
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拝殿前、大正7年生まれの狛犬
四角い目と扁平な顔、真っ直ぐに伸びた前脚など、なにやら素朴な感じがする狛犬ですが、鬣や尾の造りは複雑で華やかな感じがします。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(石工・田代誠一 大正7年(1918)3月建立) |
拝殿 |
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本殿鞘堂 |
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首のない石仏と先代狛犬 |
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上下に潰れた四角い顔に優しい目と大きな鼻が付いた先代さんです。吽の前足が折れてしまったので隠居の身となったようですが、末社と共に大事にされているようです。ストレートに近い綺麗な筋目が鬣と尾に付けられています。末永くお元気で。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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