佐賀市兵庫町大字若宮1128 (平成29年4月3日)
東経130度20分12.56秒、北緯33度17分10.70秒に鎮座。
この神社は、JR長崎本線・伊賀屋駅の西南西200m程の辺り、若宮の街中に鎮座しております。
御祭神 菅原道真・天照皇大神・大綿津見命・加藤清正・梅津見命・伊弉諾命
由緒
近衛天皇の仁平元年(1151)菅原道真の末孫牛島教正は養父郡古野と巨勢庄牛島村を領有し、牛島の地に館を構えた。この地方の祖神として所々に鎮護の神として祭らせ伊賀屋天満宮として鎮座させたと伝えられている。
当社の創立の年月は詳かならざるも社殿・棟木に延宝八年(1680)9月鍋島大和守藤原直氏再興とあり、同庇の下棟には奉再興、宝暦7年(1757)鍋島山城守直章願主となって再興すると註記され、その創始はそれ以前であることは明確となっている。
往昔より文教の祖神として、また農村と特殊の関係ある五穀豊穣、雨乞いの神として霊験著しきを以て巨勢郷各部落より参詣者多く、旱魃の際はご祭神を有明沖にお下し申し浮立を奉納して降雨を祈ることを例とした。領主山城守の尊崇も厚く、御供米・祭典費や社殿の修繕費等も寄進された。
境内由緒書き より。
一の鳥居
二の鳥居
拝殿
拝殿前の岩乗り狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
拝殿内部
天井絵
本殿
末社
石仏、猿田彦大神等