天満宮

小城市三日月町長神田仁俣(平成23年11月3日)

東経130度12分46.13秒、北緯33度16分38.18秒に鎮座。

 この神社は小城駅の南東約1.2km、住宅地の中に鎮座しています。入口に立つ鳥居を潜り、東に向かう参道を約70m程進むと、境内に出ます。境内と道路を区切る物は何もなく、祭礼等の折には境内が駐車場にも使用できそうです。境内奥には、明治23年生まれの岩狛と元治元年生まれのはじめ進化形狛犬がおり、入母屋造りの拝殿、流造の本殿を護っています。又、社殿左には疫神社、馬頭観世音、千住観音堂等が祀られています。

 御祭神は管原道真公と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内の様子
拝殿前、明治23年生まれの岩狛さん
阿は口中に大きな玉を含み、4本の牙が目立ちます。眉毛、鬣、尾の毛筋が深く鮮明に付けられています。
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(明治23年(1890)1月吉祥日建立)
拝殿軒先にいる元治元年生まれのはじめ進化形狛犬
この地に特徴的な肥前狛犬とは異なる、全国ブランドのはじめ進化形狛犬です。頬を膨らませたモッタリした面長の顔に小さな目が可愛く、頭上には穴が開いています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(元治元年(1864)建立)
拝殿
本殿
疫神社 馬頭観世音
千住観音堂